2015年ホンダF1 低迷の理由・・・!?技術的な側面には不安があった
ここのところ書いていることですがー
ホンダの低迷は要するに予定外の参戦のせいだった
みたいなのですが、
いったい何でそんな時間かかるんでしょー
って確かに今の動力はエンジンだけでなくて
パワーユニット(PU)として総称している
回生装置含めた話になってるからですねー
昨年、鈴鹿で見ていても不思議なことばかりでした。
まず、コーナーがすごく遅いです。
ホント信じられないくらい、興ざめレベル。
ただ、これはタイヤのせいだって思ってましたし、
佐藤琢磨も場内アナウンスで、
こんなにグリップしてないのは、
テレビでは分かんなかったって言ってました。
まあ、まったく同感です。
ただ、ここに来て、もしかしたらそれだけでないのかも
って思える節も出てきましたね。
今、PUといっている部分はブレーキングによる抵抗を
エネルギーに変えて充電して取り込んでいる
KERS、今はMGU-Kっていうらしいですが、
これとエンジンの排熱を使って発電しているMGU-Hの、
ふたつのデバイスが中心となっているみたいです。
MGU-Kはなんかイメージしやすいですが、
MGU-Hはなんかよくわからないですね。
ただMGU-Kからのアシストは120kwに制限あるみたいですがー
MGU-Hは貯め放題、使い放題だってことです。
でターボと同軸にあって、エンジンは排熱を使うということは
ターボチャージャーと密接に関連している装置だとは分かりますね。
今のF1ってコーナーは遅いですが、ターボが効いている場所は、
もの凄い加速しています。
ターボっていうのはいかんせん、効いてくるまでのラグあります。
MGU-Hがアシストしているのはこのラグのところみたいですね。
確かにラグの部分はモーターアシストできれば効果的です。
これは速さにも燃費にも効いてきますね。
エンジンというものは、こういうトルクのかかる加速域が
一番ガソリン使うんです。
ホンダが抱えている問題はー
ホンダがここにノウハウがなくて、
時間かかると思ってたのならよく分かります。
ただ、今年のこれまではそれ以前の問題で、これは意外だったみたいですね。
まあ、だいぶ今のターボエンジンを機能させるのに大事なMGU-Hユニット
をどうにかする段階になってきたってところみたいです。